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自分が感銘を受けたあらゆるジャンルの作品を完全な主観で備忘録的に書きとめていきます。 ■このブログの続きとして、【2109年を生きるゲーム職人への手紙。】に移転しました。 ■ときどきネタバレを含むのでご注意のほどを。
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宇宙のステルヴィアのアバンタイトルが、好きです。

アバンタイトルというのは、OP前に入るシーンのことです。

見たひとは覚えていると思いますが、「西暦****年に、地球が大変なことになったのだけれど、むかしの人たちががんばってくれたおかげで、地球はいまも元気です。」といったナレーションが入るやつです。
(言い回しは忘れてしまいました……っ)

ぼくは、なぜだかすんごいこのセリフに感動してしまい、アバンタイトルを見ただけで泣いてしまいました。

泣いた理由は、この作品は『昔の世代の営みが、今のぼくらの生活(環境や文化)を作って・守ってくれていること』と、それを踏まえた『これまでの世代に対する感謝』を、テーマにしているのかな? と感じたからです。

世代への感謝をテーマにした作品は、アニメではまだあまりないように思います。


実際に、そういったテーマが根底にあって作品の後半に反映されているのかは確認していません(中盤までしか見ていない)ので、作品トータルとして、このアバンタイトルと本編が響き合うものになっていて、何かしらの帰結をするのかは、わかりません。


作品コンセプトが企画当初から明確な作品というのは、オープニングや、第一話、アバンタイトルなど、『作品の第一印象』を見れば、それがいかにきちんと作られているかが、ひと目でわかります。
ちょうど、小説の最初の数行を読めば、出来がわかるのと同じことです。

そういった意味で、この作品の根っこには(完成形の作品中にどう盛り込まれたか、盛り込めなかったか、は問わず)、アバンタイトルで示されたような「想い」が少なくともあるのだろうな……と思っていて、とても好きなのです。


とてもポジティヴなメッセージであることも、ぼくの好みです。

(※)そのうち時間を作って、つづきを見たいなと思います。

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コメント
無題
私もあのナレーションを聞くだけで涙が出たね。
『これまでの世代に対する感謝』って、でもあらゆる文化の営みの根本になくてはならないものだよね。
最近は古典しか読まないけれど、やっぱり古典のほうが「打ちのめされる」。じぶんの思い込みの狭さとかが、古典の破格さの前で「打ち壊される」。
【2006/12/30 12:23】 NAME[ama2k46] WEBLINK[] EDIT[]


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