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自分が感銘を受けたあらゆるジャンルの作品を完全な主観で備忘録的に書きとめていきます。 ■このブログの続きとして、【2109年を生きるゲーム職人への手紙。】に移転しました。 ■ときどきネタバレを含むのでご注意のほどを。
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いま、とても胸が熱く高鳴っています。
打ち震えています。


押井守監督の2008年最新作『スカイ・クロラ(The Sky Crawlers)』の公式サイトを見た瞬間に、ゾクリとしたものを感じました。

そして、押井さんのメッセージ。


公式サイトを見たのは数日前ですが、いま見ても胸がどきどきします。

それほど、驚愕と感動を感じています。

なぜか?

正直に言って押井さんがこのような作品を手がけると思いもしていなかったから……、ぼくがいま、この時期……時代に打つべきと思っていた作品を、ひとつの理想の形で打ち出してきたからです。

(普段の動向をチェックしていないので)押井さんがこのような作品を手がけるほどに、その人生観を変化させていたことも知りませんでしたし、誰かが出してくるとは思っていましたが、それが押井さんだとは思っていなかったので、衝撃が倍増したわけです。


ぼくは、スカイ・クロラの原作を知りません。
これから読もうと思います。
だから、作品内容はまったく知りませんが、題材と切り口、テーマとメッセージ、今という時代性をそろえて見ただけで、この作品がどのような完成形を持つのかイメージできます。

だから、震えが止まりませんし、この作品発表後の押井さんがどのように歩んでいかれるのか楽しみです。


だめですね。

ぼくのこの胸中の期待感や武者震いを、うまく言葉にできません。

 

公式サイト掲載のインタビューの中で、一番共感し、表現が押井さんらしいなと思ったのは、この一言です。

<不幸になることさえ恐れなければ、あるいは不幸になる事を覚悟すれば、さらに積極的に言って自分自身が不幸になるという権利を行使する意志があるならば、恐らく人生というものは自分にとって情熱の対象になるのではないか>

「不幸」という言葉は、ぼくならもう少し違う言葉で表現しますが、そこが押井さんらしいのかなと感じました。

これほど今に対して的確で、現実的かつポジティヴで、力強く熱い言葉は、そう巡り逢えないものです。


このメッセージがより多くのひとの心を抉り、衝動に変わることを願って。
来年が楽しみです。

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