自分が感銘を受けたあらゆるジャンルの作品を完全な主観で備忘録的に書きとめていきます。 ■このブログの続きとして、【2109年を生きるゲーム職人への手紙。】に移転しました。 ■ときどきネタバレを含むのでご注意のほどを。
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枕元に立つ妄想の中の日本橋ヨヲコが、暗闇の中で妖しく微笑んだ。みれば、ぼくの布団の周囲は完全に炎上し、すでに逃げ場は無くなっていた。
深夜。 そしてぼくはまんまと地雷を踏んだのです。
まっすぐに生きる。 強く生きる。 激しく生きる。 思うままに生きる。
ただただ、ひとの生き様を鮮烈にかつダイナミックに、そして熱く丁寧に描きだす。 そんな漫画家に出逢いました。
『G戦場ヘヴンズドア』をむさぼるように読み、居ても立ってもいられず病床を押して『少女ファイト』を買いに走りました。 日本橋ヨヲコさんの作品は、ある種の状態にある人間の心の深い部分に火をつけてくれるのです。つけてくれるというよりは、まさしく放火して去っていくといったほうが相応しいかもしれません。 ある種の状態にある人間というのは、たとえば『心の覚醒を望む人間』やその途上にある人間などです。
ともかく日本橋ヨヲコさんの作品は、『心の叫び』を呼び覚まし、結果的に現実に目を向けさせてくれるのです。 「見ろよ。この青い空、白い雲。そして楽しい学校生活。……どれもこれも君の野望をゆっくりと爽やかに打ち砕いてくれることだろう」(「G戦場ヘヴンズドア」1巻より) この豊かな大世界は、ぼくが野望などを抱かなくても悠然と包みこみ幸せを与えてくれる。そして。 「だれも生き急げなんて言ってくれない」(仝) どっかーん! 火がつきます。
そこまで言われれば、もう熱が何度あろうと這い上がってパソコンに向かうしかないじゃないですか! 「このままじゃ心が燃えて死んでしまう(意味不明)! ……こ、こうしちゃいられない!!!!」
一番心に突き刺さったのは『少女ファイト』1巻の帯にもなったこの名セリフ。 「生き方が雑だな」 脳内猛然と痺れました。 はい。雑です。(笑)
数年後、小説を出した暁には、日本橋ヨヲコさんに帯を書いてもらえるようなものに仕上げたいものです。 『G戦場ヘヴンズドア』、『少女ファイト』ともに、もし仮にそんなものがあったとしたら、漫画版・人生の教科書(猛然と生きたいひと専攻科目:『魂の火のつけ方Ⅰ』)に推薦したい。そう思います。 PR |
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