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自分が感銘を受けたあらゆるジャンルの作品を完全な主観で備忘録的に書きとめていきます。 ■このブログの続きとして、【2109年を生きるゲーム職人への手紙。】に移転しました。 ■ときどきネタバレを含むのでご注意のほどを。
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ぼくらは、今という時代をどう生きればいいのだろう?

そんな疑問にぶちあたることがよくある。


家族や地域社会といった身近な場所で、それこそ空気を吸うようにして行われてきた当たり前の儀式。

伝承、継承と呼ばれる、叡智や文化や何がしかの想いや命の受け渡し。

近代までは当たり前であった世代間のバトンタッチのシステムが、現代社会ではほとんど崩壊してしまった。
それを変容・変化と呼ぶこともあるが、ムラ社会を脱しシステム化・市場化の推し進められた現代社会が「伝承し損ねつつあるもの」が、そんな言葉で済ましてしまえるほど小さなものではないということが、昨今やっと具体的な言葉として叫ばれるようになってきた。

日々そんなことを想って生きている中で、伊藤剛さんが執筆・編集している『GENERATION TIMES(ジェネレーションタイムズ)』というタブロイド誌と出逢った。


「新しい時代のカタチを考えるジャーナル・タブロイド誌」と銘打たれたこの情報誌は、ぼくに「答え」を与えてくれるものではなくて、ぼくに「同じ想いを抱き行動しているひとがいる」という事実を伝えてくれた。

もちろん、世の中には行動しているひとがたくさんいることは頭ではわかっている。
でも、そういうひとに不意に遭遇すると、今のじぶんの姿にハッと気づかされることもまた事実で。

ぼくは、伊藤さんに感謝している。

 

感謝の意を込めて、ここにぼくが感じ入った言葉を少しだけ抜き出して紹介してみます。

●「世界」はひとつ。では、ない。

●「世界なんて見えないよ」

     /vol.06「I am the World」より

●明日があるさ、と先送りにした明日は、結局やって来なかった。

●今日は死ぬのにとてもよい日だ。

     /vol.07「Today is my life.」より


これだけでは何のことだかよくわからない気もしますが、そのときぼくが考えていたこととシンクロしてどきっとした言葉たちです。

「ジェネレーションタイムズ」は毎号テーマに沿って全体がとてもきちんと構成されていて、美しい創りをしているなと思います。

 

ぼくのまわりには、ぼくの立っている場所だからこそ出逢えるものが様々ある。

それらとどう接し、どうしたいのか。

ぼくなりの生き方と表現を考えてみよう。 うん。

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