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自分が感銘を受けたあらゆるジャンルの作品を完全な主観で備忘録的に書きとめていきます。 ■このブログの続きとして、【2109年を生きるゲーム職人への手紙。】に移転しました。 ■ときどきネタバレを含むのでご注意のほどを。
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いま一番ハマっているTVアニメが、妖奇士です。

作品全体へのコメントは後日きちんと書くとして、最大級に好きなポイントを一つ。


オープニング冒頭に示される「平成18年」からはじまって、昭和、大正と続き、「天保14年」まで遡っていく年号表示です。そこから「妖奇士」の題字までの疾走感も含め、ぐっと引き込まれる感じがすごい好きです。

最初見た瞬間に、これに打ちのめされました。

現代から、天保の奇士たちのもとにとどく風。

「あぁ、こんなダイレクトなかたちでメッセージを感じさせることもできるんだ」と、衝撃を受け、一発でこの作品は好きになりました。


もちろん、きちんと作品本編とOPが響くからこそ、この部分が好きなんですが、アニメのTVシリーズではとにかくOPやアバンタイトルは、繰り返し繰り返し受け手が視る部分ですから、それをどう使うかは、やはり創り手のテクニックだなぁと思うわけです。

もうひとつ、ぼく好みな点は、「平成18年」=「現在」からスタートして、物語世界へ入っていくところです。
つまり、『「妖奇士」というアニメ作品を見ている現在に生きる自分』を、無意識的に感じさせる仕掛け。この点がすごく好きです。
受け手と作品世界にどこか「地続き感」を与える手法がぼくは好きで、このOP冒頭もそういった効果があるなと思っています。

(※)妖奇士のOPは二期に入ったら変わるんだろうか。この冒頭の演出が変わったら残念だなぁ。

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