自分が感銘を受けたあらゆるジャンルの作品を完全な主観で備忘録的に書きとめていきます。 ■このブログの続きとして、【2109年を生きるゲーム職人への手紙。】に移転しました。 ■ときどきネタバレを含むのでご注意のほどを。
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『全霊を傾けた創作』とは、どれほどのものか? 集団創作の場で、いかに自己実現を果たすか?
現在のぼくからすれば遥か高みにいる人間ですが、同じクリエイタとしてこれほど理想に近い人間はおらず、心から「同じ高みに立ちたい」「追いつこう」と思えるクリエイタです。
出逢ったといっても、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で放映された指揮者・大野和士の番組を観ただけなのですが、そこに映された彼の生き様がぼくの胸を打ち抜きました。 彼は、まさに人生を賭けて作品を生み出す第一級のクリエイタです。わざわざ門外漢のぼくが言うまでもなく、世界的な評価がそれを証明しています。 ぼくは、音楽関連の制作技術と知識を持っていないので、これまで「オーケストラの指揮者とはすごい仕事だな」と漠然と感じているだけでした。
「作品を解釈する」のではなく、「作品と会話する」。それは作品を別の角度から自分流にとらえるということではなく、まさに作品そのものを吸収し、自らが語るという行為です。作品を己の血肉にして、はじめてタクトを握る。 「公演日(〆切)にベストの作品を仕上げる」ために、どんな状況やトラブルが襲ってこようと、ひるまず自らが解決に挑む姿勢。 これほどの哲学とポリシィを貫きながら、同時に、何十人もの人間と十全にコミュニケーションをとり、彼らひとりひとりの力を発揮させるべく、彼らをリラックスさせ解放していく指揮者としての仕事ぶり。 これほど真摯に作品と深いレベルで向き合いながら、仲間との円滑なコミュニケーションと共同作業を行ない、そして〆切までに必ず作品を理想的なカタチに創り上げる構築能力と集中力。
ぼくには、結果として生まれてくる彼の作り出す音楽がどれほど秀逸なものなのかは、正直よくわかりません。
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