自分が感銘を受けたあらゆるジャンルの作品を完全な主観で備忘録的に書きとめていきます。 ■このブログの続きとして、【2109年を生きるゲーム職人への手紙。】に移転しました。 ■ときどきネタバレを含むのでご注意のほどを。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
世界の果てには、何も無いんだ。 どこまで歩いても、同じ道が続いてるだけ。 それなのに……
楽園を、目指せ。』
真っ白な雪景色のなか、点々とつづいていく狼の足跡。 どこまでも、どこまでも。 その情景のなか、ぽつり、ぽつりと語られる心情(狼の言葉)。 一話の冒頭(アバンタイトル)が、この作品を体現していて好きです。 この部分が作品通して語ろうとしている命題をストレートに訴えかけてくるからです。悲哀に満ちた孤独と絶望の中、ひたすらに希望を求めてやまない衝動。
ただただ物語の結末を観たいが為に最終話まで見続けたのは、「楽園を求める」ことが当時のぼくの命題でもあったからです。 そして、この作品は後半の展開にややつまづきを見せながらも、きちんとひとつの答えを明示し貫徹してくれた作品なので、とても好きです。 結末を知ると、この作品がとても王道を走る作品だったのだとわかるのですが、世界設定など、わかるようでわからない良い具合のファンタジーだなぁと思います。
楽園の置き場所や自分の衝動との付き合い方をまだ決めきれず、ずっと彷徨い、狼たちのように走りつづけていたぼくにとって、WOLF'S RAINは一つのヒントをくれた感慨深い一作となりました。 PR |
カレンダー
カテゴリー
最新CM
[01/14 かいこー]
[01/02 佐久野伴樹]
[08/20 ひだか]
[08/19 陸]
[12/30 ama2k46]
最新記事
(12/08)
(09/10)
(09/05)
(09/04)
(08/22)
(06/23)
(06/14)
(05/06)
(04/05)
(03/29)
(03/21)
(03/09)
(03/08)
(01/30)
(01/21)
最新TB
プロフィール
HN:
上野雅成
性別:
男性
職業:
ゲームデザイナー&シナリオライター
趣味:
下駄
ブログ内検索
最古記事
(12/23)
(12/24)
(12/25)
(12/26)
(12/27)
(12/28)
(12/29)
(12/30)
(12/31)
(01/04)
(01/07)
(01/08)
(01/11)
(01/12)
(01/16)
アクセス解析
|